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コーポレートガバナンス議論の迷走 田野 好彦

コーポレートガバナンス議論は、上場企業の株主の立場に立った議論とステークホルダー全般を視野に入れた議論に明確に区分し、前者については取引所のソフトローや金融商品取引法等に任せ、後者については産業文化の成熟を志向しつつ、会社法改正に結び付けていくということにしてはどうだろうか。

ガバナンス・インデックス 田野 好彦

新興国の市場のように高い成長性を売り物にすることができない先進国市場が海外の機関投資家の資金を呼び込むには、コーポレートガバナンスを充実させてローリスクであることを売り物にするしかない。日本でもそのような市場乃至ガバナンス・インデックスを作って、海外機関投資家にアピールしてはどうか。

企業の数だけ「企業価値」もある 田野 好彦

コーポレートガバナンスについては、さまざまな定義がなされているが、ここでは、当・実践コーポレートガバナンス研究会のホームページに掲げられた定義から議論を始めてみたい。当・実践コーポレートガバナンス研究会のホームページを参照すると「コーポレートガバナンスは、企業経営に係わるステークホルダーの利害の最適なバランスを図りながら、企業価値の最大化を追求するための枠組みと活動です」と定義されている。

お問い合わせ先

一般社団法人実践コーポレートガバナンス研究会

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